稲も花が咲くけれど、お米は実か種か?
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
そろそろ稲刈りに向けて着々と準備が進んでいる家福来ファームです!
生育の早いヒメノモチというもち米の品種は、稲穂が垂れてきていてもうすぐ秋なんだと感じさせてくれます。
ところで皆さんは、「稲の花」をご覧になったことはありますか??
農家さんならば観たことのある方が多いかと思いますが、一般の方は自分の目で観ることはかなり少ないと思います。
ずばりこれが「稲の花」です!
写真がイマイチで申し訳ありませんが、稲穂に所々付いている白っぽいものが花です。
花とはいえ実は花びらがある訳ではなく、基本的にはおしべとめじべが籾から出てきます。
本来実がなるには受粉が必要になる訳ですが、なんとお米さんは「自家受粉」という自分で受粉することができるのです!
そうして受粉が無事に終わると、籾はすぐに閉じてしまい2度と開くことはなく、更に稲の花が咲いている時間は長くても2時間ほどと、実はかなーーーーーーりレアなんです!
そうしてレアな時間が無事に過ぎることで、皆さんが食べるお米は出来上がるのです。
こうやって考えると、稲さんって本当に凄いなーと思いますし、当たり前に食べているお米が実はかなりレアな食べ物なんだなー!
って思いませんか??笑
…ここで一つの疑問が生まれました。
「そもそもお米は実なのか種なのか??」
この疑問について、ヤホーさんで分かりやすく述べている方がいらっしゃいましたので、お言葉をお借りしますと…
実は、種(たね)とか実(み)とかの語は定義があいまいな日常語です。これに対応する専門用語は種子(しゅし)と果実(かじつ)になりますが、日常で我々が実と呼ぶ物がそのまま果実ではない(例・リンゴの可食部分は果実ではない)というややこしさがあります。
それはともかく、イネという植物にとってはモミからモミガラを取り除いた「玄米」の状態が果実、そこからぬかを取り除いた「胚芽米」の状態が種子、さらに胚芽部分を取り除いた白米は上記の通り胚乳ということになります。
なのだそうです!!!
実に分かりやすい。笑
でも、きっと稲さんからすると自分の子孫を残さねばと思っていると思うので、種になりますよね。
スッキリしたところで、今日はここまで!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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