田んぼ防除は天気がミソです!!!
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
実はここ1週間の間、晴れ間をみては田んぼの消毒作業を行っていました!
今回で3回目の田んぼ防除なのですが、昨日も書いた通り今年はかなり天候に頭を悩ませています。
昨日の夕方雲行きが怪しかったので、今朝からの作業予定だったのですが…
4時頃起きた時には清々しい日の出を迎えていました!
がしかし、後ろを振り返ってみると…
なんだか黒っぽい雲が迫ってきているではありませんかー!!!
すかさず雨雲レーダーの予想進路を確認すると、丁度1時間後に川西町を雨雲が通過予定。。。
今回は降りそうな確率がかなり高かったので、無念の中止に。。。
そして1時間後…やはり降り出しました雨が!!!
普段から雨は避けて作業をしているのですが、この消毒作業だけは確実に雨を避けて行わなければならないのです!
それはなぜか??
答えは至ってシンプル!
折角消毒したのに雨が降ってしまっては『お薬が洗い流されてしまうから』なのです!
もし仮に消毒が終わってすぐに雨が降ってきてしまったら、それまでに行った作業時間、沢山汲んだ水、汗を流しまくったエネルギー、様々な機械の燃料、そしてお薬…全てが無駄になってしまいます。
この消毒作業だけに限ったことではありませんが、色んな作業を行う上で、いかに効率的に無駄のないように行うかはとても重要なことです。
まだまだ実践でしていないことが多々ありますが、中でもこの消毒作業はかなり大がかりな作業のため、やり直しもかなり大変になります。
そのため一段と気を使って行っています!
そんな間に雨は上がり、さっきまでの天候が嘘だったかのようなカンカン照りの日差しが降り注いできたので…
ここぞとばかりに父ちゃん師匠と共に田んぼ防除の旅へと出発しました!
3回目の防除となった今回使用したお薬はコチラです。
右からまずは『アルバリン』、コチラは殺虫剤でして主にカメムシ類防除として使用しています。
そして『ラブサイド』、コチラは殺菌剤でいもち病の細菌侵入阻止として使用しています。
最後に『ラビデン』、コチラは展着剤でして、上記2点のお薬を稲さんにしっかりととどめておく役割を果たします。
これらのお薬を稲さん達に与える訳ですが、散布してお薬が乾くまで平均1~2時間ほどかかります。
乾いてからなら多少雨が降っても大丈夫なのですが、裏を返せばこの間に雨が降ってしまったらアウトなのです。。。
なので、先に述べたとおりこの作業時には必ず雨を避けなければならないのです!
という事で、今回も無事に雨が降ることもなく終了することができ一安心しました!
今年は8月に入ってから不安定な空が続く毎日で、いざ消毒作業をしようと予定していても前日になっていきなり予報が大崩になる場合が多々あり、中々思うようにはいかない年になっています。
それでも去年よりも美味しいお米を、去年よりも沢山のお米を収穫できるように!!!
残りの消毒作業も無駄にならないようバッチリ行いたいと思います!!!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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