雪は豊年の瑞。
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
昨晩中々降り積もった雪ですが…
予報通り今日もひたすらに降り積もる雪。。。
つい先日までは秋の装いだった田んぼさんですが、一夜にして白銀の世界に!
今年は大雪になるのだろうか???
そう思わずにはいられない程ですが、僕の住む山形県の置賜地方は県内でも有数の豪雪地帯です。
なので雪には慣れてはいるものの、流石に大雪になるとかなり生活が大変になります。
しかし大雪になると嬉しいこともあるのです!
「雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)」
昔から大雪が降るとその年は豊作になると言われてきました。
でも、科学的な根拠は果たしてあるのか??
気になって調べてみますと…
まず、大雪が降ることで越冬する害虫の卵も死滅して少なくなります。
そして灌漑(かんがい)の水は多くなり、このことは作物にとって生育の良い条件であり、豊作に結びつく!
と言う意味の解釈を発見しました。
そして更には!
植物の生存には雪が大きく関与しています。
植物の体も、動物と同じようにたんぱく質でつくられており、動物と違うところは、たんぱく質を自分でつくり出しているところです。
植物がたんぱく質をつくり出すためには窒素が必要ですが、空気中の窒素をそのまま取り入れることはできません。
ほかのものと結びついて植物が取り入れやすい化合物の形にならないと駄目なのです。
雪は雲の中にたまった電気の放電現象ですが、この放電のエネルギーで、空気中の酸素と窒素が結びついて一酸化炭素になります。
このとき、酸素と水が多いと硝酸がつくり出されます。
硝酸は水に溶けて土にしみ込み、根から吸収されてたんぱく質の原料になります。
なので雪が多いと硝酸がたくさんできて、植物に栄養が十分補給されるというわけです。
という科学的なお話もあるようなのです!!!
ふむふむこれはかなり納得の結果です!
昔の知恵というものは本当に目からウロコな内容がとても多く、今のように色々な技術や知識が無かったのにどうして分かったのだろうか?
と不思議に思ってしまうこともあります。
兎にも角にも、今でもこうして語り継がれてきていることというものは、これからも大事にしていかねばとしみじみ想う今日この頃でした!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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