死ぬ訳じゃないんだから、大丈夫さー！
前々回のブログ、実はかなりの眠気の中で書いてたから、見返してみてビックリ。笑
やっぱり眠い時は寝るべし！
ということで、無理していなかったのでちょっと空いてしまってますが、僕は元気です！笑
スーツを着てお米を作っている、[スーツ農家]の齋藤聖人です！
ここ２、３年毎年田植えが終わって想うこと…
「 今年は去年より大変だったなー！！！！！！！！笑 」
そうなんです。
何を隠そう齋藤家の作付面積はこの２、３年で１、５倍になったんです。
面積が増えた分色んなモノ(人員だったり施設設備だったり機械だったり)も１、５倍になればいいんだけど…
そんな簡単にはいかないのが現状。
ちなみに、現在齋藤家では兼業農家の父と専業農家の僕の２人でお米作りをしています。
なので、基本的に平日は僕１人という日々。
この現状のまま面積だけが増えるということで、それが何を意味するのか？
とどのつまり、あのセリフが出てきちゃうんです。
今年も例年のごとく、農繁期は日の出前からスタートで、ナイター営業もしばしば。
マックス時は朝飯も昼飯もトラクターの中で頂きました。
中々帰ってこない僕を心配して、お弁当を持たせてくれたお嫁さんに感謝。
そして今年は体調崩さなかった自分を誉めてあげたい！笑
でも、逆に言えば面積を増やしていけるってことは、やっと僕という存在がこの地で認知されてきたとも言える。
なにせ、都会から新規就農目指してやってきても、農地が中々借りられなくて諦める方もいるほどですから。
そりゃやっぱり、どうせ農地を貸すなら知っている人に貸したいと思うのは当然のこと。
でもこれは今までの話であって、既にその逆のことが起こり始めているのがこれからの未来。
就農者の高齢化が進んでいくなかで、担い手は少ない。
恐らくあと１０年以内には離農する人がとんでもなく多くなるかもしれない。
そうなった時、担い手不足で手をかけられない田んぼが増えるかもしれない。
そうなってしまった田んぼは、どうすればいいんだろう？
荒れ果てていくのを黙って見てなきゃいけないのだろうか？
当たり前にある田園風景が当たり前じゃなくなる日がくるかもしれない。
当たり前に食べていた、田舎の親戚から送ってもらったお米が、当たり前じゃなくなるかもしれない。
色んな当たり前が、当たり前じゃなくなるかもしれない。
そんな日が既にすぐそこまでやってきてる。
無くなって初めて気付くこともあるけれど、耕作放棄地となってしまった田んぼを田んぼに戻すってことは、そんなに簡単なことじゃない。
そんな中で、僕は今岐路に立たされてる。
齋藤家がこれからも未来に農業を繋いでいくには、営農していける分をちゃんと稼がなきゃいけない。
その一方で今の我が家の経営規模を無理せず作るには、施設設備も人員も何もかも拡充しなければ中々難しい。
つまりは、この辺で僕も腹をくくって色んなモノを背負わなきゃいけないな！！！
そう思う気持ちは日に日に強くなってる。
不安は計り知れないほど大きいけれど…
「死ぬ訳じゃないんだからなんとかなるさー！」
昔からお嫁さんがそう言ってくれて背中を押してくれた。
だからきっと大丈夫。
無責任に聞こえるかもしれないけど、大丈夫と想い続けて、なりたい自分をリアルに想い続けて走っていけば、いつの間にかたどり着く。
そんな想いで、今年もあなたにお米をお届けします！！！
是非食べて下さいね！！！
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自分も楽しく、そして僕を観て楽しんでもらって、農業に興味をもつ１つのキッカケになって欲しい。
そこから広がる新たな可能性を胸に、[スーツ姿で農作業]に励んでいます！
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