中干しクエスチョン。
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
またやってしまいました!!!
一昨日から新たな作業を始めているのですが、あまりの疲労感にバタンキューしてしまっておりました。。。
気になる作業内容は、今行っている「中干し」にも関係あるのですが、後日書こうと思います。
ちなみに上の写真にはその作業のヒントが隠されています。(隠している訳ではないのですが、探してみてください!笑)
という訳で、絶賛開催中の「中干し」ですが、前回途中になっていました「中干しを行ういくつかの理由」についてです。
早速2つ目は…『根の健全化』です。
実はこれから稲穂が出てくると、新しい根っこの発生がストップしてしまうんです!
ということは、穂が出てからは今ある根っこの力で育っていくことになります!
そうなると、元気な根っこが沢山あるとお米も沢山獲れそうですよね!??
そのためにどうするのか??
という訳で、中干しをすることにより土の中に元気の基である酸素が供給され、根っこが腐ってしまう根腐れの防止や、新しい根っこのがドンドン伸びてくれるのです!
そして3つ目に…『土中のガス抜き』です。
苗さんが成長するためには、勿論土の中に栄養があることが必要になります。
しかし、この栄養分が土中に余計にあると、気温の上昇と共に土中の有機物(去年の稲ワラなど)の分解が進み、
それに伴ってメタンなどのガスが発生します。
これをそのままにしておくと、根っこがやられてしまい生育が阻害されて、十分に育つことができなくなります。
更に、土の中に沢山栄養があると、根っこさんはいつでも栄養補給ができると思ってしまい、伸びる事をやめてしまうんです!
これはいかん!!!
中干しは土の表面に小さなヒビが入るまで行う事が良しとされているのですが、そういったヒビなどから生育を阻害しているガスを抜く目的があるんです!
簡単に言うと、苗さんの為にちょっと厳しくなる!
という感じでしょうか。。。
そもそもこういった植物に対して『ストレスを与える』という事は、お米に限らず色々な作物に対して行われる技術なのです。
僕が昨年植えたトマトにしても、そもそもトマトの原産地は南アメリカのアンデス高原地帯という、雨が少なくカラッとした気候の地域なんです。
つまり、トマトさんはそもそもあまり水を必要とせずとも育つ野菜さんなのですが、更に水をやらずにストレスをかけ、トマトさんが生きるために甘さを蓄えたものが、「フルーツトマト」になるのです!!!
このように、植物をあえて過酷な状態におくことで植物自身が生き残ろうと頑張って強く育つことができるんです。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、まとめると…
中干しとは美味しいお米を沢山収穫するための技術なのです!!!
そんな訳で、毎年のことながら今年もおいしいお米が沢山獲れますように、そしてそのお米を沢山の人に笑って食べてもらえるように、暑さに負けずに頑張っておくれー!
と思う本日でした。
その前に、自分が負けないように、しっかり働いてしっかり休んで明日も早朝から操法大会の練習にGOです!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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