農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

田植え第2話『まっすぐ植えることいと難しや。』

おばんです!!!

『スーツ農家』の齋藤聖人です!

昨夜のオンエアーから一夜明けまして、色々な反響を頂き興奮していました!!!」

初めて僕のブログをご覧になられた方や、応援のコメントなどを下さった方々、更にはお米を実際にご購入して頂いた方もいらっしゃいまして、本当に感謝感激です!!!

皆様本当にありがとうございます!!!

もうちょっと落ち着いてから改めてご報告させて頂きます!

そんな訳で本日も田植えです!

突然ですが皆さんは、田植えの際に田んぼに苗が「まっすぐ植えてある」ということに疑問を感じたことはないでしょうか?

僕も子供の頃に家のお手伝いをしていた頃は何も疑問に思いませんでしたが、就農して実際自分で田植えをするようになってからは、ちょっと疑問に思った事があるのでした。

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今は田植え機という画期的に機械さんがあるので、こうしてまっすぐに植えることは当たり前のように感じますが、その昔まだ田植え機さんがこの世に誕生しておらず、手植えだった頃も今と変わらずまっすぐ均等に植えていたそうです!

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ちなみに田植え機さんではどのようにまっすぐ植えているのかといいますと、写真のように田植え機さんの横には「マーカー」という車輪のようなものがついておりまして、これは田植え機さんと並走する形でコロコロと転がります!

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そうして向こう側まで植えていくと、なんと写真のように一本の線になって次植えるべき個所を導いてくださるのです!

これが意外と難しいポイントでして、いくら写真のようにマーカーのラインに田植え機さんをセットしても、その日の天候や土の方さや凹凸などが原因になってしまい、まっすぐ進むことは意外と難しいのです。

と、ここまでは機械さんの力を借りての田植えの様子ですが、その昔まだ機械が無かったころから実は田植えはまっすぐ等間隔で行われてきました!

では、まっすぐ等間隔に植えることはなぜに重要なのか??

それは田植え後の手入れ(草取り、消毒などでも機械を使いますので、機械が走らなかったり、田んぼの中を歩けなくなります)を円滑に、効率的に行うことやコンバインで刈り取るときに機械にぶつかったり稲を倒したりして不便だからという点が1つ。

また、他の諸外国に比べて元々国土の少ない日本の中で、いかにして小面積の中でもお米を効率的に作れるかという課題に向き合った結果ともいえるのです。

等間隔に植えることで日光や風も均等に当たるので、作物にばらつきがなくなり品質も安定しますし、一説によると等間隔に規則正しく苗を植えると約40%も収穫量が増えたそうなのです!

稲さんの気持ちになって考えてみても、ぎゅうぎゅうでその場から身動きがとれなくなってしまうよりは、広々とした空間の中だと伸び伸び元気に育つことができるように思います!

そこまで言われると、やはりまっすぐ植えることが重要に思えてくるのではと思います。

そして何より、まっすぐ綺麗に植えることができると自分も気持ちが良く、その後の作業にも安心して進むことできます!

という訳で、意外と当たり前かのように見えている田植えの光景ですが、まっすぐ植えるということにはこんな理由が隠されていたのでした!

なので僕がハンドルを握る手にも、自ずと力が入ってしまうのです!笑

皆さんも是非田植えをご覧になる機会がありましたら、まっすぐ植えることができているかということにもご注目してみてはいかがでしょうk?

意外と面白いかもしれません!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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