農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

第一弾完了です!

おばんです!!!

『スーツ農家』の齋藤聖人です!

ここ数日、なんだかパッとしないお天気様でして、今日も夕方からは雨。

そして明日も雨の予報。。。

どうしても晴れの日でないと出来そうにない作業もあり、正直若干追い込まれています!

がじかし!

こんな時こそ急いでも良いものは出来ませんので、兎に角やれることをやります!!!

という訳で、昨日書いた通り現在家福来ファームでは、催芽という「お米の芽を出す」作業を行っております!

昨日から一晩明けて今朝!

種籾さんを入れておいた催芽機の中の様子をみると…

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コチラです!!!

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ちなみにコチラが昨日の投入前の種籾さん。

違いは一目瞭然ですね!!!

種籾さんが身体がパンパンになり、端から白いモノがちょろっと出ているのが見えるかと思います。

この白いモノが「お米の芽」なんです!!!

ということで催芽第一段階は一先ずこれで終了になります!

なので…

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催芽が終わった種籾さんは、まず「冷まし」ます!!!

何故に冷ますのか??

それは、催芽には「温度」がとても大きく関係していることにあります。

というのも、催芽とは種籾さんを温めることで芽が出るのを早める目的があるのですが、催芽が終わるとそれ以上芽が伸びないように一旦冷まして、芽が伸びるのをストップ状態にします。

そのためこの後はもう一度プールに入れて温度を下げておくのですが、実は催芽が終わった種籾さんの温度は、入っている袋の表面と内部では「温度差」があります。

この温度差を無視してプールに入れてしまうと、袋の中心部の種籾さんは中々温度が下がらず、結果的にまだまだ芽が伸びてしまいます。

そして、芽が伸び過ぎると実は次に行う「播種」という作業時に影響がありますし、当然芽の長さに差があると、播種後の生育にもバラつきが出てきてしまう可能性があるのです。

なので、こうして一度種籾さんの入っている袋を水によーくくぐらせてまんべんなく冷ますことで、ムラを最小限にしようという目的があります。

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そうしてまんべんなく水をくぐらせた後は、再び水を張ったプールに戻しておきます。

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この催芽という作業、農業をされている方ならば当たり前の事かもしれませんが、農業にあまり触れる機会の無い方にとっては、少し驚く事かもしれません。

でも、なんの為に催芽をするのか??

そもそも催芽をしないとお米は作れないのか??

決して催芽をしなかったからといって、お米を作れなことはありませんし、実は田んぼに種籾さんを撒いただけでも、出るモノは自然と芽が出ますし、ある程度成長します。

ただ、春先まだまだ朝晩冷え込む山形県では、それでは尚更時間がかかってしまいますし、何よりも安定したお米作りがすごく難しいものになってしまいます。

実は今の時代「直播栽培」という、お米の種さんを直接田んぼに撒く方法もあるにはあるのですが、今の所家福来ファームでは催芽をして、育苗をした後に田んぼへと移植する栽培方法をとっております。

ただ、これから将来的に規模拡大していく上では、直播栽培も検討していかねばならないと考えています。

今回は「催芽」について書きましたが、他にも今の時点で考えなければならない事は沢山あります。

就農して3年目の今年、まずは自分が農家としてしっかりと作物を育て、おいしい農産物をもっと皆さんに提供できるように、まだまだ経験していかねばならない事が山ほどあります。

今日の種籾さんのように、これからドンドン自分の芽も伸ばし、立派な実を実らせることのできるように、楽しんで農業に取り組んで参ります!!!

皆さんも是非、このブログを通して農業にドンドン興味を持って頂き、更には僕の成長ぶりにもご声援頂けると嬉しいです!

これからも宜しくお願いします!!!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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