『籾摺り』をご存知でしょうか??
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
いよいよ本日は、刈取り乾燥後の気になる作業の様子を書かせて頂きたいと思います!!!
その名も「籾摺り(もみすり)」です!!!
この籾摺りとは??
皆さん聞き慣れない言葉だと思いますが、答えは至ってシンプルです!
籾摺りとは、「籾摺りは籾から籾殻(もみがら)を除去して玄米にする作業」なのです!!!
つまり、お米作りの最終段階とも言える作業になります!!!
ここまでくると、皆さんの食卓にご飯が登場するまであと少しです!!!
そして米農家にとってこの籾摺りが終わると、その年の最終結果が出ることになります。
なので最後の最後まで全く気が抜けません!
そんな籾摺り作業、昔々は勿論機械などなく全て手作業で行っていたのですが、今の時代はすんごい機械さんがあるんです!
それがコチラの『籾摺り機とゆかいな仲間たち』です!!!
写真が分かりづらくてすみませんが、右からまずメインの籾摺り機さん、そしてお隣にいるのがパックメイトさんという自動選別計量機、そしてその隣にも選別機があり、最後にちょっと離れた所にある円形の機械がラクダくんです!!!
これらの機械さん達の力を集結させて、いざ出荷までラストスパートを駆け抜けるのであります!
という訳でまずは脱穀乾燥が終わったお米さん達が向かうのは…
コチラの『籾ます』という場所に…
上のように乾燥機さんからドンドン送り込まれます!
そして、さっきの写真の中央2か所の四角い部分が繋がっているのが…
籾摺り機さんの投入口なのです!!!
ここに入る前のお米さんが上の写真のような状態です。
ご覧のようにまだお米さんにはもみ殻が着いています。
その籾さん達が籾摺り機さんの中に入ると…
色々なセクションを通過(詳しくは後日書かせて頂きます)しまして…
お米さんは籾摺り機を飛び出し次なる機械さんへ!
それがコチラの自動選別計量機さんなのですが、ここでは籾殻を除去したお米さんが網を通過することで大きさが揃い、更にはこの後米袋に詰める訳ですが、決まった重さに自動でしてくれる優れものなのです!!!
そうこうしている間に米袋の中には選別された玄米がドンドンと流れ込んできます!
そしてドンドン重くなっていきまして、決まった重さになるとビタ止で排出をやめてくれます!
そしてその袋を今度は楽だ君という機械さんに移動しまして…
袋の口を結びます!!!
そしたら最後に…
パレットという台の上に写真のように米袋を並べて、これを6段まで積んで一先ず完了になります!!!
ここまでが一通りの籾摺りの流れになるのですが、気になるお米さんは最終的にどうなったのかといいますと…
はい!
上の写真のように籾殻が取り除かれて、「玄米」になるのです!!!
ここまでくるともうあとはそのまま玄米としても食べられますし、お好みで精米して白米など、おいしく食べることができるのです!!!
まさにこれが今年の新米になるわけです!!!
いやー何とも言えないこの気持ち、兎に角早く新米が食べたくなります!!!笑
ちなみに今現在行っている籾摺り作業はもち米品種の「ヒメノモチ」です!
あぁ早くお餅が食べたくなります!!!笑
ちなみに僕はお雑煮も好きですが、納豆餅が凄く好きです!
ゆっくり新米を味わいたい気持ちはとてもあるのですが、その前にまずは今年の稲刈り&籾摺り2014を最後まで気を抜くことなく、ケガの無いよう、しっかりと完了させねばです!
そんな訳で今後は籾摺り作業の詳しい内容についてなども書かせて頂きたいと思いますので、皆様是非お付き合いくださいませ!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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