農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

あの苗さん達はいま・・・??

おばんです!!!

先週齋藤家の種まき2014が終了しまして、種をまいた苗箱さんを育苗ハウスに並べた訳ですが…

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あれから10日程経過しまして、「あの人はいま・・・??」的な感じではありませんが、あるコトを行うために育苗ハウスへとやってきました!!!

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なんとまだ芽が伸びてきてないじゃないですかーーーー!!!

と言ってしまいそうなコチラは実は4日程前の写真なのです。。。

そして本日はといいますと…

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一気に伸びているではありませんかーーーー!!!!!

と、比べてみると驚きますよね!!!

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全体を通してみるとこんな状況でして、去年もそうだったのですが、同じ品種で同じ日にまいた種さんでも、場所によって伸び具合に差がでてしまっていました。

写真右側の列は外気に近く気温が安定しないことが原因なのかとは考えられるのですが、それ以前にハウス単位で伸び具合に差がでてしまっている場所も少々あり、ハウスの向きと風向きの関係や日光の当たる向きの関係や、シートをかける前の水やりにムラが出てしまっているのだろうかや、考え出すと色々あります。。。

しかし父ちゃん師匠曰く、これくらいの差だったら今後の育苗管理で苗の長さを均一にすることができるということで、問題はないとのこと。

また、齋藤家では一昨年までは種まきした苗箱さんをすぐにハウスに並べるのではなく、『育苗機』という機械に入れてある程度芽の長さを伸ばして、ハウスに並べていました。

その流れではどうしても作業の手間が増えて大変になるため、去年から種まき後すぐにハウスに苗箱さんを並べて太陽シートを使うことにしました。

去年行った結果、最初の芽の伸び具合は天候にあまり左右されることなく中々時間がかかるものの、その後の生育管理により問題点は少なかったため、齋藤家にとってはメリットがすごーーーく大きな作業法として定着しつつあります!

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という訳で早速ですが本日一部苗さんが伸びていている場所の太陽シートは取り除きました!!!

昨年、シートを取り外す際にと発砲スチロールの板を作りまして、それもどうなのだろうかと考えてはいたものの、やっぱりこの幅と長さを必要とするには発泡スチロールが軽くて良いという結論になり、今年も同じ板に巻き取ることにしました!!!

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そしてすかさずお次は苗さん達に水をかけるのですが、今回は夕方に太陽シートを取り除いたため、ここに水をかけると夜間に急激に温度低下してしまうことが考えられます。

そのため今日はあえて水をかけずに続けて写真の『寒冷紗』という布をかけます!!!

この寒冷紗とはなんなのかといいますと…

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麻や綿の素材を写真のように粗目に織った布のことでして、水の蒸散防止効果や、日差しの強すぎる場合の日除け、また夜間の保温効果などが期待できる布さんなのです!!!

そしていよいよここからは肝心要の『じいちゃん大先生秘伝の育苗法』が始まるのです!!!

まずはその準備として、散水用のスプリンクラーの設置等を行わなければなりませんが、その模様などはまた明日書かせて頂きます!

そんな本日のおやすみソングはコチラ!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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