家福来米に込める想い。
今日は私用があったため、一日家をあけさせていただいておりました。
ということで、今日はブログタイトルにもなっている『家福来米(かぶらまい)』についてご説明させて頂きます。
とその前に齋藤家の簡単な農業歴史についてのご説明を。
まず齋藤家が今の土地で農業を始めたのは、今分かっている範囲ではおよそ350年程前からになります。
その当時は稲作の他に、今ではもういませんが乳牛と鶏などを飼育していました。
じいちゃんが現役バリバリの頃は野菜もつくり市場へ出荷もしておりましたが、現在は家族で食べる程の量だけ作っています。
父も昔は冬の閑散期になると門松作りや花の栽培などを行っていました。
ここで話を戻しましてこちらをご覧下さい。
これは昔から齋藤家で使用されている焼印でして、その先端は
そうです!『かぶら』のマークになっています!
これが何に使われていたかといいますと、
このように昔は自分の家の農機具や下駄などに押してあり、その理由としてはやはり『自分の物であることを示す』ことのようで、要はこの焼印当時のある種屋号のような存在の物だったそうです。(じいちゃん説ですみません)
ちなみにかぶらは昔から『頭』の象徴とされ、縁起物とされています。
ここで勘の良い方はもうお気づきかもしれませんが、家福来はこのかぶらからきています。
僕が今回齋藤家の農業を継ぐことになり、父と今後の齋藤家の農業方針について色々と話をしていた時、すでに僕と父のお互いの頭に『是非とも齋藤家のオリジナル米を作りたい』という思いがありました。
その中で父からこの焼印の存在を教えてもらい、是非この焼印を何らかの形で活かしていきたいという話になり、かぶらとお米を合わせた構想を考えておりました。
そもそもなぜかぶらをこの『家福来』と当て字で読んでいるのか?
まず大きな理由として第三者の方に対して『かぶら(蕪)』をそのまま使ったのではなんのこっちゃ分からないと思いがありました。
そしてなぜこの漢字の組み合わせにしたのか?
齋藤家にとってお米は昔から家族にとって一番に大切といっても良い程大きな存在であり、お米があったからこそ家族も健康で幸せな人生を送ることができていると思っております。
その思いは齋藤家だけのものではなく、お米を食べるすべての人にそうあってほしい。
このお米を家族みんなで食べることによって、『お家に福が来る』そんな想いを込めてこの漢字を選ばせていただきました。
勿論今後どのような品種でどのような栽培方法でつくっていくのかや、パッケージデザインや販売や流通などに関しては現段階では何も決まっておらず、この想いはまだ形にはなっていません。
また、僕の今やるべきこと、それはまず自分が自信を持って食べていただけるお米をつくることの出来るようになることです。
その目標は変わりませんが、できる限り同時進行で家福来米についても少しづつ想いを形にしていきたいと思っています。
と、ここまで家福来米についてのご説明をさせていただきましたが、変に長くなり分かりにくい説明ですみません!
今後何か進展がありましたら随時ブログに内容を更新きていきますので、今後も皆様宜しくお願いします!
今回も記事を読んで頂き本当にありがとうございました!!!
それでは次回につづく!です!!!