農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

作業開始です!!!

朝目が覚めると、窓の外はうっすら雪景色。。。

もう一度言います、うっすら雪景色!

最近ずっと雪が降っていなかったので驚きました!笑

だいぶ雪は消えてきたものの、山形の冬はまだ終わらないのです。。。

そんな寒空の下、齋藤家の稲作スタートです!

厳密には僕が帰省する前に師匠(父)が諸作業を済ませていたのですが……スタートです!!笑

2013年一発目の作業は名づけて『種籾を消毒などする為に入れる袋の準備』です!

この言葉だけ聞くとなんのこっちゃですよね?僕も最初はそうでした!

ということでまずは作業場の掃除をします!笑

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折角準備した袋にゴミなどが入らないように掃除をしたのですが、やっぱり仕事は掃除に始まり掃除に終わる!ですね!

そしてこちらがその『袋』達です!

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簡単に説明すると、これからこの袋にお米の種である種籾を入れて、消毒したり芽を出させたりするのですが、袋に穴が空いていたりするとそこから滝のように種籾が流出し、「なんじゃこりゃー!」という事になるので事前にチェックしておくのです。

理由は他にもあるのですが、まずはこの中から一枚一枚とりだして、穴やほつれがないか確認します!

するとこんな物が袋の中に!

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これは去年使った際に残ってしまった種籾です。

勿論これは必ず除去します! それはなぜか??

僕なりに、これが残っていたら今年の米はだめになってしまう!とか色々考えながら師匠(父)にしれーっと聞いてみると、「んだなー気分的に!笑」だそうで。。。さすが親だと思いました。

実際僕も残っているのはかなり気になっていたのです!笑

ということで品種ごとに袋の色や枚数を分け、一先ず袋の準備は完了!

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だいぶ間ははしょってしまいましたが、作業工程は以上です。

ですが、実は種籾がはじめから袋に入っているものが売っているのです。。。

そして父曰く、値段も大差ないらしく。。。

じゃあなんでこんな手間のかかる作業するんだよ!って思った方。正直僕も思いました!笑

そこを本当は聞かなきゃいけなかったのですが……また今度。。。

僕としては今後このように作業に対してのメリットとデメリットを常に考えながら作業に取り組んで、将来的に残すところは残して、変えた方が良いところはズバッと改革していきたいと思っています。

しかしながら、それはちゃんとお米を作っていけるようになってからの話です!!!

今回も読んで頂いた方々、本当にありがとうございました!