「中干し」はじめています!!!
おばんです!!!
『スーツ農家』の齋藤聖人です!
すみません!
昨日はラジオ出演させて頂いた後、農協青年部の歓迎会に参加しまして、帰ってくるなりバタンキューしてしまっておりました。。。
20代前半の時に比べて、最近はあまり飲み会に参加することがなくなり、段々とお酒にも弱くなってきました。笑
あんまり呑みすぎるのは良くありませんが、こういう時には皆で酔っぱらって盛り上がることも必要です!
ただ!
次の日に残さないようにだけしなければいけないのが大人ですね!
僕はまだまだその辺頑張らねばです。。。笑
ということで!
実は先日から、お米作りの次なるステップに進んでおります!!!
という訳でまずやってきましたコチラは、「水口(みなぐち)」という「田んぼに水を出し入れするための穴のような所」です。
この写真のように、水田というだけあって田んぼには沢山の水を入れて、苗さんが成長するようにしています。
しかしこの日何をしたのかといいますと…
水田から「水を抜く」ことをしたのです!!!
「えー!折角の水を抜いちゃっていいのー!??」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際僕も1年目の頃はちょっと驚きでした!
しかし!
家福来ファームでのお米作りには、とても大事な工程になるのです。
今行っているこの工程を「中干し(なかぼし)」といいまして、内容としてはご覧のとおり田んぼの水を一旦すべて抜いて、文字通り「田んぼを干す」のです。
この中干しには、いくつか理由があると言われています。
ちょっと専門用語が入って難しいかもしれませんが…お付き合い下さい!
まず1つ目に…『無効分けつの抑制』です。
そもそも苗さんは、仮に田植えの時に1本だけ植えたとしても、順調に生育が進めば、収穫する頃にはその何倍もの本数になっているのです!
この、苗さんがどんどん茎を増やしていく成長過程の事を「分けつ」というのですが、無効分けつとは文字通り、将来的に穂が実らずに終わってしまう分けつの事を言います。
折角頑張って茎を増やしても、お米が獲れないのは非常に残念ですよね??
という訳で、水を抜いて生育を調節する目的が中干しにはあるのです!
田植えをしてからの苗さん達は、まず「茎の本数を増やす」ことに力を注ぎます。
それが分けつにあたるのですが、その後苗さん達が大きくなってくると、茎の本数を増やすことではなく、「自分の子孫を増やす」ことに本格的に力を注ぐようになります。
これが「穂作り」にあたるのですが、苗さん達はもちろん自分で動くことができないので、その場所にある養分を使って大きくなろうとします。
でも、茎の本数が多すぎると、他の茎に穂をならせることができなくなってしまいます。
そうなってしまうと、結果的には折角増えた茎も他の茎を守るために力を使い果たしてしまい、無駄になってしまいます。
そうならないために、先日書きました「生育調査」を行い、茎の本数の動きを調べ、よきところで中干しを行い、無効分けつを抑制するのです。
よく野菜などを育てる際にも、「間引き」という小さいものを抜いて、大きなものに栄養を集中させる作業を行うかと思いますが、イメージ的には少しだけ似ていると思います!
ということで2つ目は…この先からは後日書いていこうと思います。
そんな訳で、明日はなんと僕の住む地域の「地区運動会」が開催されます!
そして今年は僕も選手として参加するのです!!!
いきなり動いてケガすることのないように、かつ地区の足手まといにならないように、頑張って参ります!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
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