農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

「ハロー」の登場です!!!

おばんです!!!

『スーツ農家』の齋藤聖人です!

さて!

昨日無事に「田起こし(耕起)」が終わりまして、今朝田んぼを見てみると…

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おぉーーーーーー!!!

田んぼに水が入っているではありませんか!!!

それもそのはず、実は僕がひたすらトラクターさんと共に田起こしをしている間、じいちゃん大先生が田んぼの水口(みなぐち)という「田んぼに水を出し入れする出入り口」を「田んぼに水が入るように」準備してくれていたのです!!!

何故に田んぼに水を入れるのか?

水稲栽培」というだけあって勿論水は必要なのですが、皆さんは田植えをする際の田んぼの状態をどんな風に思い浮かべますか?

「足がぬかるんで、土はドロドロ? 泥んこバレーのニュースに出るみたいな!」

というような感じではないでしょうか?

そうなんです!!!

まさにこれから田んぼをその状態にもっていくために、「代かき(しろかき)」作業を行うのです!

代かきとは、耕起で耕した土をさらに細かく砕き、丁寧に水と掻き混ぜて、土の表面を平らにする作業です。

さらに代かきには次のような目的・効果があります。

1.田んぼの水漏れを防ぐ。

2.土の表面を均して、均平にし、苗がむらなく生育するようにする。

3.苗を植えやすくし、苗の活着と発育を良くする。

4.元肥をむらなく混ぜ込む。

5.藁や雑草を埋め込む。

6.雑草の種を深く埋め込むことにより、雑草の発芽を抑える。

7.有害ガスを抜き、有機物の腐熟を促進する。

ちなみにこの代かき作業、昔々トラクターさんがまだこの世に存在しない頃は、牛や馬に馬鍬(マンガ)という土を砕く爪が沢山ついたものを引かせて行っていました。

そしてこの馬鍬を英語にすると「ハロー」となるのです!!!

その「ハロー」さんがコチラ!

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初めて見る方は「なんじゃこりゃー!」と思うかもしれません。。。

なんだか複雑そうにも見えますが…

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先日ロータリーさんの写真にもあったように、ハローさんにもこのように沢山の「爪」がついていまして、主にはこの爪が土を砕いてかき混ぜて、さらに「ならし板」や「レベラ―」というものを駆使して田面を平らに整えていくのです。

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ということで、いざ準備万端で水の入った田んぼへGO!

今日は1年ぶりの代かき作業なので、深さや速度、田んぼの中の回り方など色々確認しながら作業をしまして…

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こちらが第1回目の代かきが完了した田んぼです!

どうでしょう??

初めに撮った写真とは一目瞭然!

ゴロゴロと浮いていた土は綺麗になくなり、水面が鏡のように周りの景色を映し出しています。

この風景は僕の大好きな瞬間の1つです。

しかーーーーーしのほほんとしているのも束の間!

これで終了ではなく、まさにこれからが本番なのです!

実はこの代かき作業は、田起こし作業と比べて単純に倍以上の時間がかかる、大変な作業なのです。

それは一体何故なのか?

詳しいことは明日以降書いていきたいと思います!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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