農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

お米の予防接種です!

おばんです!!!

『スーツ農家』の齋藤聖人です!

さて、昨日までは直接お米についての作業ではなかったのですが…

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はいっ!

遂に登場しました「種子さん」です!!!

種子さんは勿論今年のお米になる大事な「種」でして、この一粒一粒から苗が生まれ、大きく育ち、秋には大きな穂となり、沢山のお米を実らせてくれるのです!!!

そんな大事な種子さんを、これからしっかりと育てていくために、家福来ファームで行う最初の作業が「種子消毒」です。

種子消毒とは、文字通りお米の種を消毒するのですが、そもそもお米の種には「いもち病」や「ばか苗病」などの病原菌がついています。

お米の苗さんがこれから育ってく過程でこれらの病気にかかってしまうと、最悪全くお米が実らずに枯れてしまう事態になることがあります。

そうなることを未然に防ぐための1つの方法として、この「種子消毒」を行います!

つまり、「お米の予防接種」という役割とお考えください。

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そこで登場するのがこの写真右側の「催芽機」という機械です。

この催芽機は、その名の通り後に行う「催芽」という作業の時に本領発揮する機械でして、催芽については後程書かせて頂きますが、実は種子消毒にも利用できる機械なのです!

なぜかと言いますと、この催芽機さんは「ヒーターで水温を安定させ、水を循環させることができる」からなのです!

というのも、種子消毒を行う際の注意点の1つに「水温は13℃前後で24時間ほど行うべし」という事があります。

しかしながら今時期水温を13度で安定させることは、自然の中では不可能になってしまいます。

その点この催芽機を使用することで、水温を安定させることができ、結果的にしっかりと種子消毒を行うことができます。

ということで…

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昨年に引き続き、今年もこの「テクリードC」という消毒薬を使用します。

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このお薬を、適正値の200倍に薄めまして、そこの種子さんを優しく投入します。

その状態で水温を13℃~15℃程で安定させ、24時間ほどかけて種子さんを消毒します。

実は昨年結果的に「ばか苗病」という病気になってしまい、かなり辛い思いをしたのですが、その原因は種子消毒には無いと仮定しているため、今年もこの工程は昨年同様で進めております。

今年の改善点としては、後程の作業で明らかになる予定です!

という訳でこの種子消毒が終わると、次の行程「浸種」に移ります!

その様子は明日以降書いていきたいと思います!!!

こうして実際お米さんを直接触ると、「今年もいよいよ始まったなー!!!」と実感します!

今年秋に、おいしいお米が沢山収穫できるよう、これからの日々は気を引き締めなおしてしっかりと取り組んでいかねばです!!!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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