あれから２０日経過。。。

おばんです！！！

『スーツ農家』の齋藤聖人です！

昨日はあいにくの空模様で稲刈りは断念しましたが…

なんと今日も怪しげな雲が。。。

しかーし！！！

今日は流石に稲刈りしたい！！！

という訳で、雨雲レーダーとにらめっこしながらなんとか無事に刈取りを行いました！！！

いやーこれで残すはあと２日！！

気付けば今日は稲刈り２０１４がスタートして丁度２０日目を迎えていました。。。

お米を作ってらっしゃる農家さんなら何か違和感を感じられる方が多いかと思います。

というのも、１０ｈａの面積に対して２０日経過したのにまだ終わらないのか！？？？

そうなんです！

実はまだ終わらないのです。。。

そろそろおおかた稲刈りが終わられた農家さんが数多くいらっしゃいまして、気が付けば僕は田んぼで孤立していました。笑

でもでも！

勿論サボってのんびりやってる訳では決してありませんし、勿論この３週間１日も休みなく働いています！

今日も稲刈りが終わり家路に着くと早速乾燥機さんにバトンタッチしまして…

超遅い昼休みをとってから、勿論籾摺りを一人で黙々と行いました！！！

家福来ファームの全ての設備はずっとフル稼働しているのです！

では一体どういうことなのか！？？

それは設備の規模に原因があるのです。

現在家福来ファームにはお米を乾燥してくれる乾燥機さんが、６０石タイプが１台あります！

そして乾燥完了後の籾さんを貯めておく籾升という場所が合計１２０石分あります。

実はこの２つの設備が今の作付面積に対して少なすぎるのです。

厳密には乾燥機さんが実はもう１台あるとすごくスムーズに進むのです！

というのも、６０石の「石」とはお米の体積に使われる単位でして、１石でお米１０００合分の量になります。

また、田んぼの面積を表す単位の「反」は、元はお米１石の収穫が上げられる田んぼの面積として定義されていました。

つまり、６０石の乾燥機さんに入るお米の量は、簡単に言うと田んぼ６反分ということになります。

ちなみにお米の乾燥には約半日はかかりますので、結論として家福来ファームで１日に刈ることのできる田んぼは６反となるのです！！！

これがどういうことを意味するのか！？？

家福来ファームの作付総面積１０ｈａは１０町歩。　

反に直すと１００反になります。

つまり単純計算で稲刈りが終わるまで１００反÷１日６反＝約１６日必要ということになります。

これはあくまで毎日晴天が続き、何もトラブルがなければの計算になります。

なので他にも品種が変わる際の事などを加味すると、やはり２０日以上の計算になってしまうのです。

ということでだいぶ長くなってしまいましたが、勿論昔はこの設備で十分事足りていたのです。

しかし徐々に面積が増えていった結果、今の状態になってしまった訳ですが、それなら乾燥機さんをもう１台増やせばいいじゃないか！！！

という話になります。

僕もできる事ならそうしたいのです！！！笑

でもでも、乾燥機さんを増やすという事は、実は作業場をも建て替えなければならなくなってしまうのです。。。

これがまた厄介な問題なのです。。。

しかし、これから先規模拡大を目指す農家としてはこの問題、避けては通れぬ道なのです！！！

いつか設備を一新して、もっともっと稲刈りがスムーズに進むその日がくるよう、これからも諦めずに頑張ります！！！

なんだか今日は愚痴ってしまった感じで申し訳ありませんが、明日に向けて今日はこの辺で休みます！笑

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました！！！

それでは次回つづく！です！

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