農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

じいちゃん大先生の思い出。

おばんです!!!

『スーツ農家』の齋藤聖人です!

さてさて、僕がトマトもぎもぎ大作戦を決行している間に様々な準備作業が進行しておりまして…

昨日の夕方から作業場の裏で着々と進んでいるとある作業。

これは『あるモノ』をこれからためる場所なのですが、それがなんなのか?

もう少しで判明しますので、皆さんもご一緒に考えながらお待ちください!笑

そんな訳でまずはそびえ立つ柱を建てまして…

そこへ横木を縛っていきます!!!

ちょうどこんな感じで!!!

勿論『縄』を使ってしっかりと縛るのですが、その作業中に一緒に作業していたじいちゃん大先生が昔話を語り出しました。。。

『昔は今みたいに機械で作った縄なんて無くて、自分で使う分は稲刈りが終わってから、藁を編んで作ったもんだぁ~!』

『夜に一生懸命作って、それを売って小遣いにしたもんだぁ~!』

『草履もわらじも雨合羽も全部作ったもんだー!』

と。。。

凄いっ!!!

たくましすぎるぜじいちゃん大先生!!

そんなこんなで作業はドンドン進んでいきまして…

こんどは柱の間に縦木をもってきまして…

同じく縄で縛ります!!!

そして建て方が完了!!!

するとじいちゃん大先生がまた口を開きました。。。

『昔は街にサーカス団が来て皆で楽しんだもんだぁ~!

そん時はこれみたいに木を組んで小屋にして、空中ブランコ観たんだぁ~!』

おぃおぃマジかよじいちゃん大先生!!

この枠組みでの空中ブランコを想像すると…かなり驚きでした!!!

そしてつっぱりのために斜め材を組んで縛り、最後にネットを全体にかけて完成!!!

あっという間に『あるモノ』をためる場所が出来上がりました!!!

本当にじいちゃん大先生は偉大です!

昔はなんにもなかったからこそ、自分達でゼロから作り上げて、楽しんでいたんです。

今はとても便利な世の中になりました。

スマホ一つで好きなものはだいたい手に入るし、移動手段も多様化し、インターネットで世界中どこでも、誰とでも繋がる事ができるようになりました。

身の回りのあらゆるものが機械化され、食糧難だった日本も、いつの間にか食べきれないほどの食べ物に溢れています。

とてもすんごい世の中になりましたね。

でも、全てが良い状態になったのでしょうか??

その問いには僕は疑問を感じます。

農業界においても、昔とは比べられないほど作業効率や生産性は向上しています。

現在、担い手不足が叫ばれていますが、もしかしたら将来は一人当たりが生産できる面積が今の10倍にもなり、その問題は解消される日がくるかもしれません。

でも、いつの時代も最後は人の手が必要とされます。

というよりも、そうでなければすごく違和感を感じます。

農業も同じだと思います。

どんなに機械化が進んでも、農産物に対する想いがしっかりとあって、最後は人の手から手へと渡り、食べて頂ける。

今日作った木組みの枠は、近い将来はもっと手軽で早く組み立てられるモノに変わっていくかもしれません。

でも、今日聞いたじいちゃん大先生の昔々の思い出話を、今度は僕の子供に話してあげたいなと思います。

『昔はじいちゃんとこれを木で組んでたんだぞぉ~!』

今度は僕の思い出話も一緒に話せたらイイなと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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