農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

残念ながら今年も始まりました!

おばんです!!!

今日は関東方面ではかなり天候が不安定だったようで、すんごいヒョウが降っていたんですね!!!

山形はヒョウの降る日がほとんどないため、どんな感じなのか想像でしか分かりませんが、ある意味雪よりも大変そうですね!

関東が大変な状況になっているなか、実は齋藤家の田んぼでも大変な事が起こってしまっていたのです。。。

まずはコチラの写真をご覧ください…

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コチラは今朝の齋藤家の圃場内の写真なのですが、稲さん達もグングンと伸びてきまして、茎数もドンドン増えてきている良い状態なのですが、実は分かりづらいのですがこの写真の割と手前の方に『あるもの』が写っているのです!!!

まさか…お化け!??

キャーーーーーーーー!!!!

ということではないのでご安心して見て頂きたいのですが…

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なんと今年も『ばか苗』が発生してしまったのでしたー!!!!!

普通の方ならそんな事はないかもしれませんが、僕は最初発見した時は、

キャーーーーーーーーーー!!!!!

と心の中で叫びました。。。

それもそのはず。

実はこのばか苗さん、昨年大量発生してしまいまして、ひたすら抜くはめになってしまいかなり泣かされたのでした。。。

詳しくは去年の様子をご覧ください。

去年のばか苗抜きの様子→『ばか苗のばっかやろー!!!』

いやーーー非常に残念です!

何が残念って、今年の種子消毒の際に書かせて頂いたと思いますが、去年首相毒時に水温が低すぎたため、それが1つの原因でばか苗が出てしまったと考えていました。

そのため今年は『催芽機』という主に種子の催芽(芽を出させることです)に使用する機械を購入しまして、催芽機は水温を一定にできることから種子消毒にも使用することができるため、今年は催芽よりも消毒をしっかりとしようという観点から使用した経緯がありました。

しかし結果的にはばか苗が発生してしまいました。

この事自体非常に残念なのですが、流石に消毒時には問題視されるような事がなかったため、考えられる可能性が1つに絞られた事が更に残念なのです。

その可能性は、去年じいちゃん大先生が丹精込めて作った『燻炭(くんたんという種籾を燻製にしたものです)』だからなのです!

齋藤家では燻炭を苗箱に入れる床土として混ぜて使っておりまして、体積の割に軽く、通水性も良く、何よりもコストが押さえられて非常に重宝していたのですが、今回の結果を踏まえ、来年は燻炭を使用しない方向で話が進んでいます。。。

なぜ燻炭が原因として考えられるのか?

そもそも燻炭は収穫後の種籾さんを燻製にしたものなのですが、しっかりと焼き切らずに生焼けになってしまったものが混ざっていたりすると、様々な病気などの原因菌が発生するだけでなく、ばか苗菌も入り込んでしまう可能性が考えられるからです。

実際毎年齋藤家の燻炭を使って頂いている近所の農家さんも、今年もばか苗が出てしまい、他の農家さんは殆ど出ていない状態なのです。

ここで共通するものもやはり『燻炭』なのです。。。

そんな訳で、できれば僕もずっと燻炭を使っていきたい気持ちはあるのですが、このばか苗抜きはかなりの手間と時間がかかるため、流石に来年は1度お休みして様子をみるべきだという結論に至りました。

でも、まず出てしまったものを悔やんでもしょうがない!

出たものは直ぐに抜くべし!!!

そして、逆にこれで原因を絞ることができたので、それは良かったと思います!

ということで、今日は朝からひたすらガンガンに音楽をかけてノリノリで田んぼの中を歩きました!!!!!笑

要領は昨年かなりやってので、僕一人で行っていたのですが、ある理由から午後はちょっとストップしまして、齋藤家のヒミツの田んぼへと草刈の旅に出かけました!!!

そのヒミツの田んぼについては、明日以降書かせて頂きたいと思います!

そんなこんなで、これからはまたばか苗抜きの日々が始まります!!!

ある理由から、ばか苗抜きは早朝と夕暮れ時がベストタイミングになります!

なので明日も早速早朝から…といきたいのですが、明日は皆様お待ちかねの日本代表戦が早朝キックオフなのです!!!

ほんとのほんとに負けられない戦いなので、勿論僕もリアルタイムで応援する予定です!!!

かなり状況は厳しいですが、諦めたらそこで試合終了なので、最後まであきらめずに応援しましょう皆さん!

そんな本日のおやすみソングはコチラ!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。

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