農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

催芽SEASON❶!

おばんです!!!

昨日から行っております『催芽(さいが)』という種籾さんの芽だし作業ですが…

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ちなみにコチラが催芽を行う前の種籾さんでして、あれから32℃のぬるま湯に漬けて20時間程経過しまして…

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はいっ!!!

コチラが催芽を終えた種籾さんです!!!

種籾の先から白い芽が伸びてきているのがご覧いただけますでしょうか??

ちなみに催芽は『1㎜程芽が出た鳩胸状態の種籾』が最適と言われております。

芽が短すぎると生育不良になったり、逆に伸び過ぎていても播種(種籾を苗箱に撒くこと)が均一に行えず結果的に生育が安定しないと言われています。

それを踏まえてもう一度齋藤家の種籾さんを見ると…実は芽が伸び過ぎているのです!!!

おいおいまさか失敗したんじゃ。。。

と心配に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…齋藤家ではこれが適正な長さとしています!!!

それはなぜかと言いますと、同じ品種の種籾でも年により休眠性(芽が出る条件の個体差)に差があったりするため、ある程度均一な芽の長さをとるためにあえて長めの設定にしています。

また、長すぎると播種で均一に撒けない可能性があるのですが、このくらいの長さでもしっかりと撒くことができます!!!

という訳で小まめに芽の出具合を観察し、良き所で催芽機さんから取り出しまして…

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写真のように冷水に種籾さんを投入するのであります!!!

催芽機から出した種籾さんをそのままにしておくと、温度がまだ高いためそうしている間に芽がドンドン伸びていってしまうのです!

それを防ぐため、冷水にくぐらせ温度を冷まし、芽が伸びるのをいったんストップしてもらうのです!

という訳で全ての種籾さんを冷水にくぐらせましてお次に行うのが…

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ジャジャーンとこちらは初登場になりますその名も『種もみ脱水機』さんです!!!

この脱水機さん、名前の通り種籾の水分を切る機械さんでして、にダラダラの種籾さんを入れても、3分ほどでパラッパラになっちゃうんです!!!

でもなぜ水分を切る必要があるのか??

それは次なるステップの播種作業時にご説明させて頂きたいと思います!

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という訳で脱水機にかけた種籾さん達を直射日光の当たらない、温度の低い環境で一時保管します!

ここまでが齋藤家の催芽のおおまかな流れになります!

SEASON❶が終了です!!!

しかーしこの作業を播種日まであと2回程行い完了となります!!!

ということで明日は早速SEASON❷が幕を開けます!!!

そんな本日のおやすみソングはコチラ!

※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。

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