農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

催芽(さいが)はじめました!

おばんです!!!

昨日やっとこさ床土マットレスが完成しまして、あとは種籾を撒くのみ!!!

ということで肝心の種籾さんですが…

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先日書かせて頂きました『浸種(しんしゅ)』という、種籾を水に浸けて芽を出す準備を行っていまして…

消毒3日後にしっかりと水の交換を行い、その後3日ほどで酸欠を防ぐためにまたも水替えを行いまして、あれから10日以上経過しまして、遂に積算温度が100℃を超えたという事で再び…

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催芽機様のおなぁ~りぃ~!!!

という訳で次なる工程の『催芽(さいが)』に入りました!!!

この催芽、「芽だし」とも言われてましてその名の通り、「種籾を好適な温度、酸素状態にすることで芽を出す」という作業になります!!!

つまり簡単にいうと…種籾さんが成長する快適な状況にすることで、起きてもらう!のです!!!

その起こし方は色々あるのですが、ちなみに齋藤家では昨年まで「育苗機」という機械を使って催芽を行っておりました。

その模様は去年の催芽の様子をご覧ください!

コチラ➡「育苗機っていったいなんのさ?!」

そして今年はというと、実は上の写真の機械はその催芽時にも大活躍する『催芽機』なのであります!!!

齋藤家では昨年の消毒の失敗を打破すべく、しっかり温度管理ができる催芽機さんを購入したのですが、実はこの温度管理がしっかりとできることが、そっくりそのまま催芽に応用できるのです!!!

という訳で早速催芽機さんに浸種後の種籾さんを入れまして、スイッチON!

すると…

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なんということでしょう!

アタッチメントを付け替えると循環していたお湯がシャワーとなって出てきたではありませんか!!!

はい!

これが実はポイントでして、シャワーにすることで常に水中に酸素が送り込まれ、プラス温度を安定させることで芽の出具合を揃えやすくするのです!!!

流石今の農業機械さんは考えられていますねー!

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しかも!

芽の出具合をサッと確認できるサンプルポケットまで装備されているのです!

ここを見る事によって、毎回種籾袋を出す必要がないそうで…

考えられていますねー!!!

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という訳で、上の写真は催芽する前の種籾さんです!

この種籾さんを水温30.5℃のぬるま湯に15時間~24時間程、芽の出具合を見ながら漬けるのです!!!

実は、第1弾は今日の夕方完了したのですが、その様子はまた明日書かせて頂きます!

※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。

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