農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

おばんです!!!

いやーーーーー今日は寒い山形です!!!

遂に…僕も本日『電気毛布デビュー』しちゃいました!!!笑

これで寝る前の極寒からおさらばできるのですが…朝無事に布団を脱出することができるのか心配でもあります。。。笑

それはさておき、突然ですが皆さん!

茶碗1杯にはごはん粒が何粒あるかご存知でしょうか??

茶碗1杯は平均150グラム。

品種や炊き方によって違いはありますが、その数なんと約3000~3500粒もあるそうなのです!!!

この数字…意外と多いような少ないような。。。

そしてこれは田んぼの稲の約3株分になります。

つまり、ごはん1杯食べることは稲3株を育てることになるのです!!!

これはちょっとびっくりではないでしょうか??

そしてそして!

驚くなかれ福岡県のある方々が、田んぼにどのくらいの生物が生息しているのか調査されたそうでして、その結果によると…(栽培方法や地域の違いにより正確な数字ではないのですが)

田んぼ10アールに、おたまじゃくし23万匹、ミジンコ3395万匹、平家ホタル32匹、タニシ2870匹、トビ虫21万匹、黄とんぼ1150匹、赤とんぼ2110匹…

等々ここまで述べただけでも驚きですよね!

実際お米を作っている僕もこの数は把握しておりませんでした。。。

そして田んぼ10アールには約2万株の稲が植えられているので、単純計算で茶碗3杯のごはん分の9株当たりに1匹の赤とんぼが育つことになります。

IMG_1853.jpg

ここで上の写真をご覧ください。

これは今年の齋藤家の田んぼの中で撮った1枚なのですが…皆さんよく農薬を使ったりすることで田んぼにいる生き物を殺していると思われる方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、農薬を使用している齋藤家の田んぼでも、こんなにも力強くとんぼさんが田んぼで生まれ、夏は山の上で過ごし、秋になると黄金色の田んぼに戻ってきてくれるのです!!!

何が言いたいのかといいますと…日本の米を食べるということは、日本の田んぼを守るだけでなく、これらの生き物を育てているという事にもなるのです!!!

詳しくはまたの機会に書かせて頂こうと思っているのですが、今僕の住む川西町の田んぼは、10年後には生産者の高齢化が進み、しっかりとした農地として残すことが難しい状況にありあす。

栽培方法などは様々ありますが、どういった形にせよ、『農地を農地として守っていかなければならない』という事は各生産者さんの中で共通認識としてあるかと思います。

それは勿論先に述べたことも要因の一つにあります。

とんぼさんがいなくなるんんて、嫌ですもんね!!!

若干話はそれましたが…

あなたがいつも食べているお米で田んぼの生物は育っている!

そう考えるとごはんの味もまた一段とおいしく感じるのではないでしょうか??

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。

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