地域のブランド米を目指すには。。。
おばんです!!!
早速ですが本日も、昨日に引き続き米・食味分析鑑定コンクール国際大会に行って参りました!
本日は午後から表彰式などが予定されており、そちらには出席してこなかったのですが…
お隣宮城県の宮城大学から宮原さんという教授がいらっしゃいまして、『みやぎ米の地域ブランド化への挑戦』というタイトルの講演が午前中に予定されており、川西町のお米をブランド化しようと頑張っている秋穂の花としては、是非ともお聞きしたという事で、行って参りました!!!
という訳で、秋田新幹線のスーパーこまちの紹介などから講演が始まったのですが…主に先生のお話は様々な活動の紹介ということで、若干期待していた内容とは異なっていたのですが、その中でも興味深い事例の紹介などもあり、大変参考になりました!
そもそもブランド化をするという事は、他にはない何か特別な事を行う事で他を差別化するということなのですが、一般的には近年では多く見られるようになった有機栽培、特別栽培などが挙げられます。
しかし有機栽培米等が多くみられるようになった今の時代では、もはや(有機栽培・特別栽培)+(他にはない付加価値)というニーズが求められる傾向にあるようです。
その第2の付加価値というものが一体なんなのかという事は、沢山あるかと思いますが、今日のお話の中でキーポイントになったのは『地域の環境資源・環境保全』と『人と人、人と農、そして人と食との繋がり』です。
具体的には、栽培法に関してその土地だからできること、その土地にしかないものを利用することや、地域の環境を農業を通していかに守っていくことなどや、農業に興味があるという人が年々増えてきているということから、生産者が経営する宿泊・体験施設や、道の駅内に直売所を設け観光客への販売などなどのご紹介がありました。
今現在、秋穂の花は食味にこだわったお米の生産を第1の目標とし、まずは食味コンクールでの金賞受賞に向け頑張っております!
しかし今回のお話を踏まえて考えると、その後に目指している目標だったり、それ以前の過程や対象とする消費者の方や市場がとても大事な要素になってきます。
これからまた皆で今後について色々と議論を重ね、と同時に川西町の環境・農地をどう守っていくか等について進んでいかなければならないと感じました。
そして、現在僕個人で行っているこのブログや、家福来米については、ある視点では目指す方向性などが真逆のような存在です。
しかしながら、勿論今後も家福来米についての考えや活動は変わりません。
矛盾してるんじゃないの??
それってなんかブレてない??
と思われる方がいらしゃるかと思いますが、川西町の米作りを良いものにしていこうと目指すところは同じと思っています。
ただ今後その過程の中で実際に行う栽培方法の考えや、対象とする消費者の方・市場の考えなどで互いに想いが一致しない状況がくる可能性もあります。
必ずしも皆同じ組織にいなければならないとは思っておりませんので、その時がもしきてしまったとしたら他のカタチを考えなければならないとも思います。
がしかし、それでも皆同じ地域の農家として、地域農業を良きものにしていかなければならないという想いは変わりませんし、地域の中でのそれぞれの存在として、頑張っていければいいのではと思います。
なんだか話が訳分からなくなってしまいすみません。。。
勿論この意見は僕個人のものですので、個人的な批判感情などは一切ありません!!!
何はともあれ、まず来年こそは金賞を目指し、今後の農業に取り組んでいくのであります!!!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!
※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。
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