農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

一先ずヒメノモチ刈取終了です!!!

おばんです!!!

昨日とは違い今日は朝から気温も高く、午前中は曇り空でしたが午後はお天気に恵まれ、早速早生品種である『ヒメノモチ』の刈取を再開いたしました!!!

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っていきなり手で刈るんかーーーい!!!

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…

そうです!

まずは手で刈るのです!!!

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というのも、実は稲刈機械であるコンバインさんだけでは構造上田んぼの角の稲さんをうまく刈り取ることができないのです!!!

無理やり刈ろうとすると…想像するだけでも恐ろしい事態になってしまいます。。。焦

という訳で、田んぼの4つ角のは写真のようにだいたい3条(条とは稲さんがずらりと並ぶ長い列)ほど手で刈りまして、まずは何か所かにまとめて積んでおきます。(これを後から手でコンバインさんに投入します)

因みにこの作業を『角刈』と言います。

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それでは早速コンバインさんに乗って田んぼへGO!!!

といきたいのですが、本日の圃場は侵入口の高低差が中々キツイ!!!

という訳で今回は熟練の技を持った父ちゃん師匠に伝授して頂きました!

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刈取ははじめ圃場の外周から行っていくのですが、特に侵入口付近の刈取はコンバインさんの体が大きいため何度も方向を変え、時には写真のようにバックで入っていったりしなければなりません。

その際誤ってコンバインさんで稲さんを踏みつけてしまう事などないよう、慎重かつスピーディーに行わなければなりません!

父ちゃん師匠とコンバインさん、彼らはもはや一心同体です!!!

僕の何倍ものスピードで刈り取っていってしまいます!

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そして先ほど刈った角に辿り着くと、今度は手でコンバインさんに直接投入していきます!

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そうして刈っていくのですが、そのうちコンバインさんが刈り取った籾を持ちきれなくなってきてしまいます。。。

するとお次にトラックにつけて準備しておいたコンテナに籾を排出します!!!

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ちなみにもち米の品種は性質上どうしても倒伏してしまい、中には地面にびったりと倒れてしまう稲さんもいます!

そんな稲さんを刈る場合は特に慎重に、時間をかけて起こしながら刈っていきます!

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そうしてドンドン刈っていくのですが、今度はトラックのコンテナがいっぱいになってきます!

すると一旦刈取は中止し家の作業場にトラックを運びます!

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そして作業場につくと準備していた特殊なホースをコンテナに装着しまして、写真の乾燥機へと籾を送るのです!!!

これを張り込みというのですが…

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このすべての籾を乾燥機に送り込むには流石に15分程かかってしまいます。

その間に一服しまして、終わったらまた圃場へ戻り先ほどの流れで刈取を行っていきます!!!

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そうしてなんとか無事に大きな問題もなく、今年のヒメノモチの刈取を無事に終えることができました!

と思ったのも束の間…

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刈取を終えた籾を今度は『乾燥』させます!

乾燥機というのは灯油を燃料とし、熱風を発生させて籾の水分を飛ばしていきます!

この乾燥作業、天日干しと機械による方法があるのですが、齋藤家では面積とコスト面の関係から機会乾燥を行っております。

しかし、機械といえどもそんなにすぐ終わるという訳ではなく、最短でも明日の午前中までかかります!

因みに現在は1時間に籾の水分を1%減らしていく設定なのですが、時間を短縮させるためになどで乾燥率を高め過ぎると、お米が割れたりする原因になるとされております。

ですので、あとは乾燥機さんに作業をたくすのであります!!!

と、刈り取りについては急ぎ足ではありましたがこのような流れで行っていきます!

今回もち米が終わりまして、お次はいよいようるち米の品種である『ひとめぼれ』の刈取にいきます!

しかし、実は今日刈ったもち米はこれでお終いではありません!!!

逆にこれからが本番と言っても過言ではないほど今後の作業は重要になります!

その作業の模様は明後日あたりにご報告させて頂きます!

一先ずお疲れ様でした!!!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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