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農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

農業研修に参加してきました!!!

研修・講習!

おばんです!!!

昨日の誕生日会から一夜あけまして…早速今日は農業大学校の研修で、北は天童南は高畠まで様々な農業研究機関や生産法人さんなどを訪ねて参りました!

今日の山形はあいにくのお天気でしたが、ちょうど稲刈りもお休み予定でしたのでグッドなタイミングでした!

という訳でまずは天童から置賜を目指しまして…

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高畠町亀岡にあります生産法人の『おきたま興農舎』さんに行って参りました!

こちらは置賜一円の同じ志を持った生産者の方々(主として有機栽培を行う生産者の方々)が集まっておりまして、稲作の他にも野菜や果樹の生産、またその生産物を加工した加工食品の生産販売と多岐にわたった経営をされています。

その中でも今回は稲作専攻の研修という事で…

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ササニシキ』という品種の有機栽培を行っておられる小林亮さんの圃場を見学させて頂きまして、様々ご説明して頂きました!

ひとえに『有機栽培』と言いましても、無農薬で化学肥料を使わない栽培方法という前提の下、あとは生産者さんの栽培方法でかーーーーーなり違ってきます。

今回見学させて頂いた小林さんの圃場では一般的に販売されている有機系の肥料を使用されておりまして、面白いのが『除草』についてです。

小林さんは『マガモ』を圃場に放して飼うことで、除草を行っておられます。

またマガモは害虫であるイナゴやカメムシも退治してくれるので一石二鳥とのこのでした!!!

ただ、マガモを飼うためには圃場に常に水を入れておかねばなりません。

必ずしもそんな訳ではないのですが、水がない状態ではマガモにストレスがたまり最終的には稲に悪さをする可能性があるそうです。

またそのため中干しが思うように出来ず、根腐れになってしまうことも多いとの事でした。

更には、マガモは自分にとって水深などが適切な状態の場所でしか活躍してくれないそうで、田んぼに高低差があるとどうしても除草効果のバラつきも激しいようでした。

そして…有機栽培で心配されるのが病気に対しての対策です!

もともとササニシキという品種は若干他の品種に比べて病気に対してあまり強くない、栽培が難しい品種とされております。

小林さんの圃場では現在いもち病、特に葉っぱに出るものではなく稲の『穂』にでてしまっているものがいくつかみられるようで、そうなった場合有機栽培農薬が使用できないのでどうしようもない状況になってしまいます。

穂が病気に侵された場合、結果的にその穂からは食用のお米は収穫できなくなってしまいます。。。

このように有機栽培は沢山のコストがかかっているため、やはり慣行栽培に比べて値段が上がってしまうという事になります。

僕は今回有機栽培を行っておられる生産者さんの圃場を初めて見学させて頂いたのですが、本当に大変だなーと当たり前ですが改めて実感しました!

本当に凄いです!!!!!

そしてお次は北上しまして…

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山形市にあります『県立農業総合研究センター』さんに見学に行きました!

ここではまさに県の最先端の研究や試験栽培、また齋藤家でもお世話になっているお米の種の原種の原種を栽培されているとてもありがたーーーーーーーい施設でございます!!!

ここで印象的だったのが…

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以前からその存在は知っていたのですが、お米の栽培には主として齋藤家でも行っているように苗箱に育苗してそれを水田に移植(一般的にいう田植え)を行う栽培方法と『直播栽培』という字のごとくまさにお米の種籾を直接水田に植えることで栽培する方法の2種類に分けられます。

近年後継者不足などの問題から各農家に農地が集積されて、大規模農家が増えてきております。

大規模になると当然移植栽培の場合苗箱の枚数もどんどん増えてきます。

と同時に育苗を行う設備(主にハウス)も拡大していかねばなりません。

その大変さをなくすことができるのが『直播栽培』なのです!

直播の場合育苗ハウスや苗箱を必要としない、つまりは苗箱を圃場に運んで植えるという行程がないので、大規模に行う場合とても大きなメリットとなります!

ここだけ聞くとかなーーーーーり魅力的に感じますよね!!!

しかしやはりまだ移植栽培にくらべ除草の点や設備の面など様々な問題もあるようです。。。

けれどもこれから規模を拡大しようと思っている齋藤家にとっては注目しています!

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その他にも山形のブランド米である『つや姫』の栽培技術向上研究や…

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つや姫のように新たな県産ブランド米の確立を目指されていたり…

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古代米の品種保存など、兎に角あらゆるお米が栽培されているめちゃ凄い場所でした!!!

できればココにはもう一度ゆーーーーーっくり来たいところです!!!笑

そして最後にまた北上しまして…

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有機栽培をされている『有限会社ファームインビレッジ』さんに見学に参りました!

こちらの代表の森谷さんは農大での研修の際、先進農家さんとして講演に来て頂いた事もありまして存じ上げていたのですが、兎に角森谷さんは信念がとても強い方でして、今回も圧倒されました!!!

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兎に角コチラの設備がすんごいんです!!!

とても個人レベルの規模ではないほどの乾燥機や籾摺り機械(収穫し、精米したお米を袋に詰める機械)などでして、年間7000俵(420000㎏)もの出荷を行っておられるそうで…まずそこが凄いです!!!

しかもそれを有機栽培するという事はけた外れの労力を必要とします!!!

そしてこちら…

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有機栽培では化学肥料を使用しないという事で、販売されている有機質の肥料を使う場合と、その農家さんが自分で作る『ぼかし肥料』というものを使用する2種がありまして、森谷さんはこのぼかし肥料を長年の経験から独自に作りあげております。

これが有機栽培では肝心かなめの土づくりに繋がる訳でして、どんな作物でもそうですがこの土づくりこそが全てと言っても過言ではないのです!!!

そして、森谷さんは一切の営業活動はしないそうです!

それでもひっきりなしに注文の電話が入るそうで…販路拡大においてはまずは信念を持って、まずは土としっかり向き合い、消費者の方に1~10まで自分の米作りをちゃんと説明することができ、常に良いお米を作ろうとすることから始まるそうです!

今回の研修でもかーーーーーーなり学ぶべきことがありまして、全部まとめることができないのですが、まずなんといっても、齋藤家では慣行栽培という違う状況ではありますが、共通することはやはり信念(想い)と行動、そして消費者の方に対して全てをしっかりと伝えられること。

に尽きると思います。

正直今の僕にはまだどれも足りない状況に思えました。

しかしながらやっぱり僕は今後も慣行栽培を行っていきたいと思っております!!!

農業に『正解』というものは存在しないと思っているのですが、やはり個人で販売する場合どうしても有機栽培でなければならないというような風潮が今の日本では感じられます。

有機栽培であれば安心で安全で美味しい。 

けれどもどうしても毎日お腹いっぱい食べるには価格が高くなってしまう。

でも慣行栽培だって安心で安全で美味しい。 

そして家計に優しいから毎日腹いっぱい食べて欲しい。

そんなお米を1日も早く胸を張って作ることの出来るよう、明日からの農作業を頑張って参りたいと思います!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

※このブログは齋藤聖人の名前でFacebook等でもアップしています。

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