農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

未知との遭遇!??

おばんです!!!

今日も1日アルバイトに行っておりまして、農作業はお休みさせて頂きました。

そんな中でも毎日田んぼは見ておりまして、実は先日田んぼを見てビックリしました!!!

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こ、これはまさにあの有名なミステリーサークルでは!!!????

もうちょっと近くで見てみると…

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しっかり稲さんが同じ向きに倒れていまして、やはり人が入った形跡もみられません。。。

これはスクープでは!???

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが実はこれ…雨風に稲さんが負けてしまい倒れてしまったのでした。。。

このとても残念な状態を『倒伏』と言います。

この圃場の品種は『ヒメノモチ』でして、もともともち米というのはアミロースが低く粘りが強いため餅になるお米となるのですが、粘りの強いお米の茎というのは逆に柔らかいのです。

そのためもち米は倒伏になりやすく栽培が中々大変と言われております。

しかし、実はこの圃場で倒伏が出ているのは主に排水路側だけ。

しかも毎年こっち側だけ倒れてしまうそうなんですが…それはなぜなのか???

といいますと、毎年齋藤家では水稲栽培の初めに車状の機械で基肥という肥料を振るのですが、どうもこの排水路側で機械を旋回するため、どうしてもこの部分に過剰施肥となってしまうようなのです。

また、実は写真の倒伏が出ているあたりの地下に水脈が通っているらしく、そこからの栄養分も稲さんが吸い上げるためにその部分の草丈が伸びてしまい、倒伏になる可能性が高くなっているそうです。

と、考えられる要因は他にもあるのですが中々対応できていないのが現状。

そしてなんと今日は夜から台風並みの豪雨と強風に…明日の田んぼの状態を今から想像すると頭を抱えたくなります。。。

これから収穫を迎えるのですが、実は倒伏した稲を刈るというのはとても大変な作業でして、手間も時間のかかるのにお米の品質低下の原因ともなるという、まさに良い所なしなのです。。。

来年は何らかの対策を考えて実践出来ればと今から思います!!!

ちなみに齋藤家で栽培しているコシヒカリ…この品種も倒伏が心配なのですが、なんとか持ちこたえてくれーーと切に願う夜です。。。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!

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