2013年度種まき開始です!!!
おばんです!!!
今年も遂にこの時がやってまいりましたー!
稲作の代表的な本格的作業の一つ『種まき』です!
でもそもそも種まきってどんな作業なのさ???
と思われる方もいらっしゃると思いますので、少々長くなりますがご説明させて頂きます!
皆さん準備はよろしいですかー? いきますよー!
はい!
という事でこちらが今回の大先生である種まき(播種)機様でございます!
その名も…『ブルーきんぱ』だそうです!
鮮やかなブルーとホワイトのツートーン。。。いやー爽やかですね!気持ちが高まります!
ちなみに、1時間で300枚程の育苗箱に種まきができます。
はやる気持ちを抑えながら、まずは播種機様のお口に主役の種籾と、種をまいた上に被せる覆土という土を投入します!
そしてお次は灌水という種をまく前に土にかける水の水圧を調整します。
これで大まかな準備は完了となり、早速先日用意した床土入りの育苗箱を流しますー!!!
育苗箱はベルトコンベアに乗りトコトコ進んでいきまして…
第1関門の『灌水』に入ります!
ここで床土に適度な水分を含ませることでまず土の表面が落ち着き、種を平らに撒くことができ、さらにその後の目の生育には水分が必要不可欠なのでここである程度補われます。
そしてここを抜けると…
第2関門の『播種』に入ります!
先ほど入れた口から特殊な構造をした内部を通過し、設定した量が落ちてきます。
ちなみに齋藤家の播種量は1箱に対して種籾が170g程でした!
(実はこの後お世話になっている農家さんがいらっしゃって、播種量など計った?と言われハッとして計量した事は内緒ですよー!)
ちなみにこの播種量…適正量としては150g程度と決まっているそうなのですが、齋藤家はその後の安心量として170gにしております。
そしてその先に待ち構えているのが…
第3関門の『覆土』に入ります!
これも同じく上の口から設定量が落ちてきます。
この覆土の役割としては、種を乾燥から守ることです!
芽が乾燥しているともちろん伸びてきません。しかし、だからといって土を掛けすぎると今度は酸欠状態になるので、齋藤家ではサーっと掛ける程度にしております。具体的には1370g程です。
そうして出来上がった育苗箱を…
一輪車に12枚ずつ積みまして…
ハウスに運んで1枚ずつ並べていきますー!!!
これがまた大変な作業なんですよ。。。
ここまでが簡単な一連の作業になります。基本的にはこの流れでずーーっといくのですが、ハウス一面育苗箱を並べ終わると…
さらに灌水しまして…
ここで満を持して登場の『太陽シート』さんです!!!
これはなんぞや??ということで説明しますと、まず今回撒いた種の芽がある程度安心できる長さに育つまで本来齋藤家では芽だしの際に使用した育苗機というサウナのような機械に入れておくのですが、今年から枚数を増やした事や、その後育苗機から出してハウスに並べる手間などを考慮した結果今年は種をまいてすぐハウスに並べてハウスで育苗させることにしました。
そこでこの太陽シートがいわば育苗機の代わり…すなわちサウナの役目をするのです!
見た目はピッカピカなシルバーの薄いシートでしてこれをまずバーーっと箱の上に敷いていきます。
そして端をしっかり蓋するようにして完成になります。
勘の良い方はお気づきかと思いますが、この時僕は『ホイル焼き』を頭のなかで連想しました!笑
厳密には異なると思いますが…その名の通り太陽光の熱を利用して内部の水分と空気を暖め育苗を行います。
という事でこのままの状態で1週間ほど待つそうです!
なんだかそんな事で大丈夫なのかとても不安に思いますが…信じて待ちます!!!
ここまで急ぎ足で説明させて頂きましたが、他にも少々途中行う作業がありまして、それはまた明日書かせていただきます。
今日は1450枚種まきが終わりまして、明日は残り1150枚。
よっしゃーーーやるぞーーー!!!
と意気込み十分なのですが…実は今現在窓の外はなんと雪が降っております!
うそだろおいーーー!!!笑 と思わず突っ込まずにはいられませんが…ここまできたらやるしかありません!
本日はだいぶ長文になってしまい申し訳ありませんが、最後まで読んで頂きありがとうございました!!!
それでは次回つづく!です!