農業のイメージを変えるスーツ農家 サイトウキヨトがつくる「家福来米」

スーツを着て農業する齋藤聖人。 彼がつくる「家福来米(かぶらまい)」は、食べるお家に福が来るお米。

床土入れTHEファイナル。

みな様おばんです!

という事で一昨日はハウスのビニールかけ終了後、床土入れ最終戦を行いました!

最終戦という事で、今回は齋藤家で使用している育苗箱について少々ご説明させて頂きます。

そもそもこれから育苗箱にて田植え直前まで稲の苗を育てていくのですが、その苗には大きく分けて3つの種類があります。

その違いは主に苗の葉の枚数によって違いまして、まず葉が2~2.5枚ほどの苗を『稚苗』といい、3~4枚ほどの苗を『中苗』といい、4~5枚ほどの苗を『成苗』といいます。

各農家さんで、田植えをどの苗で行うのか違いがありまして、一概には言えませんが、勿論それぞれの苗にはメリットとデメリットが存在します。

そして齋藤家では『稚苗』での田植えを行っています。

稚苗のメリットとしては、1つの育苗箱に多くの苗を育てることができ、田植え時期も成苗に比べ早く、様々な作業もしやすく割と扱いやすい苗になります。

ただその分、苗が幼い分田植え後の田んぼでの初期生育に少々不安視することがあります。

話変わりまして、齋藤家で現在使用している育苗箱で一番多いのがこちら!

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こちらは通称ダイヤカットと言われ、底の穴が特殊な形をしているためそのまま使用しても土が落ちてこなかったり、田植え時にも根が箱から取れやすかったりと、現在ではスタンダードな箱になります。

がしかし、今年は計2600枚の苗箱をよういするのに、ダイヤカットの箱は2200枚程しか現在ありません。

という事で残りの400枚はこちらの昔ながらの箱を使用します。

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こちらは普通の円形の穴が空いているだけなので、そのまま使う事はちと無理とされています。

そんなときに使用するのがこちら

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その昔は切った新聞紙を敷いていたそうですが、近年では使用後土にかえるという敷き紙を1箱ごとに敷いてしようします。

これを敷く事で後々の作業効率もはかどったりするのです。

という事で最終戦はこれらの箱を使用し、今年も2600枚の床土入りの箱が準備完了となりました!

本来ならば箱に対しての土の量などご説明もする予定でしたが、そちらは週末の種まき時にご説明させていただきます。

と、ここまでで育苗箱については一旦終わりになります。

その後はついに育苗機が登場!

なのですが、そちらはまた明日にでもご説明させていただくことにしまして、本日はこのへんまでとなります。

今回もちょいと分かりづらい内容になってしまいましたが、本日も最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!!!

それでは次回つづく!です!